加減が大事
汗を出すことは発散することなので東洋医学的には、気の流れが良くなるということです。鍼の効果はこれにあたります。
しかし発散するということは、気(エネルギーのことで精気のこと)が抜けることにもなりますから過ぎるとだるくなったりします。
長くお風呂に入って湯あたりするのはこれですね。体が弱っている時は鍼にもあたることがあります。
その場合には、先に気を補っておく必要があります。これを補気といい、お灸(温かい)が補気にはいいですね。
あたり加減と言いますか、軽くあたった方が効果としてはあるわけで、あたり過ぎないようにしていくのが、いい加減。
精気の少ない人の治療も運動も入浴もその加減がちょっと難しい。
有りあまってる人は抜くとすっきりします。