病エネルギー論

ほらそこのあなた、下を向いて歩いてませんか?

エネルギーが減ってますよ。

さてここでは体のエネルギーについて書いてみます。

体には「生命維持エネルギー」と「活動エネルギー」がある…と考えてください。(東洋医学ではこれを「気」といいます。)

病は、活動エネルギーが、半分以下になって(人に寄りましょうが例えばです。)

補いきれなくなってきたら、「なんだか疲れる」とか「肩こりが出てきたわ」とか「腰に来たわ」とか症状が出てきます。深刻ではないけど嫌なものです。

ここでエネルギーを補えれば、また元気よく働けます。

しかし、「気になるけど深刻じゃないし、仕事が忙しい、休んでる暇なし」

とほっておくと徐々に、あるいは急に「活動エネルギー」が枯渇します。

そうして「生命維持エネルギー」に手を出してしまいます。

「生命維持エネルギー」が減っていくとどういう症状が出るでしょう。

明確ですね。生命を維持しているものと言えば、「自律神経」です。

つまり、「生命維持エネルギー」が減っていくと「自律神経系」の症状が出てくるわけです。

朝起きれない、夜寝れない、胸がばこばこする、息がしにくい、ふらつく、やる気が出ない、etc

エネルギーがいっぱいの人から見ると、「怠けてる」とか「気の持ちようだ」とか、「なにしんどがってんの」とか言っちゃう。

そうじゃなくて「エネルギー使わないで。休んで、エネルギー増やして」と体が訴えているんですね。

さあ、そこの、下を向いて歩いてる方。エネルギー枯渇してませんか?

「生命維持エネルギー」に手を出さないで、「活動エネルギー」があるうちに補っとかないと…

鍼灸

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