偏頭痛

一言で言うと『自律神経系の頭痛です』

脳血管が膨れて脳を圧迫していると言われています。

例えば手に汗握るほどの緊張の後(久しぶりのジェットコースターでも)ホッとした途端起こることもあります。

【来院の患者様を診ていて:症状】

当院には片頭痛をどうにかしてほしいという方はほぼいません。先ずはパニック障害や、起立性調節障害(朝起きられないなど)、機能性ディスペプシアなどの自律神経系の訴えで来院されます。その中の一つの症状としてほとんどの方が、片頭痛を訴えます。目の奥、眉間、こめかみの痛み、片方の痛みだけでなく、実に様々な症状で出ます。自律神経のアンバランスや弱りに対しての治療をしていきますと、片頭痛も減っていきますし、ほぼ出なくなります。あとは予防でときどき自律神経のバランスを崩さないように治療に来ていただきます。

【来院の患者様を診ていて:薬】

片頭痛と筋緊張性頭痛の違いは、ざっくり言いますと、片頭痛は市販薬がほとんど効きません。ロキソニンが少し効くかな、という程度です。近年片頭痛の薬も出ていますが、片頭痛は止まるが他の不快な症状が出てくるので嫌がる方があると聞きます。関西から東京へ頭痛外来に行くという方がいました。薬も注射ももうやめたい、と言う事で来院されました。注射でも、ガンガン片頭痛がとれない方もいるのです。

【ちなみに私も】

実は編集している私も、出産後から元気が戻るまで片頭痛と筋緊張性頭痛の持ち主でした。出産したから体質が変わったのだと思っていましたが、後々考えるといわゆる「産後の肥立が悪い」状態だったんです。体が弱り、自律神経のバランスがくるっていたんですね。片頭痛のほかに、腸の不調もあって、便が割と固いタイプだったのが軟便が多くなりおならも臭くなったり、朝起きると節々が痛かったり大変でした。ホームページの編集をしていると目の前の景色にモザイクがかかるような現象が出て、そのあと片頭痛が出たりしてました。閃輝暗点という片頭痛の前駆症状です。これが出たら車の運転が危ないのでさっさと帰ります。