飛蚊症
飛蚊症(ひぶんしょう)とは?
読んで字のごとく。
目の中にまさに蚊が飛んでいるような黒い点や糸状の物などが見える。
これが飛蚊症(ひぶんしょう)です。
この黒点は目を動かす先に常に存在していて、視界に入ってきます。特に痛くも痒くもないので、飛蚊症(ひぶんしょう)はさほど重病にも思われず、眼科の先生もあまり相手にしてくれません。
しかし本人は気になります。
生理的なものと、病的なものがあります。
前者は、胎児の時に硝子体にあった血管の名残りであったり、老化現象だったり、強度の近視の場合は早期に起こりやすい。
後者は網膜裂孔や、網膜剥離、硝子体出血、細菌やウィルスの進入による炎症があります。急に飛蚊症の数が増加し、視力が低下します。
眼科では
眼科などでは、目の検査をしても、生理的な飛蚊症は器質的、機能的に問題がないので、治療してもあまり効果がないように言われる先生もいらっしゃるようですが、飛蚊症の治療は、鍼灸治療では昔から比較的多く治療していて、効果もあります。
東洋医学では
東洋医学の考えでは、飛蚊症は目の中の気血の循環が悪いことから発症すると考えます。
したがってそれを改善するような治療をしていきます。
効果
消えてしまう人もいましたし、数が減る人もいました。また、治療の効果でイライラを取ることで、気にならなくなる人もいます。
しかし発症してからの期間が長いものや日々の症状にあまり変化のない様な飛蚊症には当院の治療ではあまり効果は期待できません。
当院での治療で効果が期待できる飛蚊症は、発症から間もないものや、時間がたっていても日々の症状に変化のある飛蚊症です。
当院での治療法
鍼とお灸で治療していきますが、体質改善のための生活指導や、心の持ち方、考え方も一緒に考えていきます治療というものは、治療院に患者さんが来られている間だけ、行うのものではありません。